立教189年
2026年2月 第300号
次の塚に向かって
会長
毎朝、神様にお供えをする水を水玉に入れる度に思い出す事があります。私の六歳上の兄が大学を卒業後徒歩でおぢばに帰り三か月の修養科を修了した後、湯河原を布教地と定め駅からほど近い2階建てのアパートの1階を借りて布教を始めた時のことです。ある日、にをいがけから帰り部屋に入ると2階からご主人のひどい咳が聞こえたそうです。2階には老夫婦が住まわれており、兄はすぐ神様に御供えしてあった水玉の水を持って尋ねたそうです。すごいなぁー神様に御供えした水と言ったって人から見たらただの水道水なのに「助かってもらいたい」という純粋な想いにただの水もご神水に変わり、御守護頂ける水になるのだと感銘を受けた事です。朝、蛇口をひねり水玉に水を入れて御供えをさせて頂く度にこの事を思い出します。
また廊下のカウンターの上に「信じて、もたれて、続ける」と書かれた小さな額が置いてあります。信仰の姿勢として書いて頂いたものですが、心のあり方を忘れないよう毎日眺めています。一時信じるということは誰にでも出来ることだと思いますが、ずっと信じ続ける事は本当に難しいことです。そして、もたれる、ということは信心をしていく上でとても大切なことだと思っています。「信じて、もたれて、続ける」この心が兄のご神水だったのだなと肝に銘じながら毎日をスタートしています。
さて、教祖140年祭が終わりました。「一人でも多く、一回でも多くおぢばに帰ろう」をスローガンに走り続けた三年間でした。小さな頑張りではありましたが一生懸命頑張った三年間でもありました。1月26日の参拝を終えた後、心に芽生えたのは150年祭に向かう一歩でした。まだまだ先のことのように思えますが教祖150年祭の前年に教会は創立80周年を、また年祭の翌年は立教200年という大きな節目の年を迎えることになります。教会を芯に共に学びあい次の塚に向かいたいと心より願っています。年祭のご招宴時に真柱様がご揮毫された「たすけ一条、つとめ一条」と書かれた色紙を記念品として戴きました。この言葉を目標に神一条の精神で次の塚に向かって元気に通らせて戴く所存です。
トマトニュース
教祖140年祭参拝
1月25日(日),26日(月)
「ひとりでも多く 一回でも多くおぢばに帰ろう」を年祭活動のスローガンにあげてスタートした三年千日。教祖140年祭には、20名で参拝させて頂きました。
年祭当日は朝づとめ、教祖殿での学びと全員揃って参拝をし、ピーンと澄み切った空気の中でこの日に参拝しました。大勢の人に溢れた神殿、神苑は心に残る風景でした。

しあわせの道しるべ#130
無益な語句を
千たびかたるよりも、
聞いて心の静まる
有益な語句を
一つ聞くほうがすぐれている。
— 仏陀の言葉
